健康ってすばらしい

子宮体がんサバイバーの随筆

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

睡眠リハビリ

入院中は就寝前に睡眠薬をもらえる。 就寝時間が決められていて テレビも見れないのに 寝られないのは地獄だ。 元々不眠症で寝付きが悪い。 さらに入院中は昼間やることがないので いつの間にか昼寝をしている。 夜は寝付きが悪いくせに 昼寝の時はなぜあん…

別に悪いことしてる訳じゃない

それは抗がん剤の副作用髪が抜け、カツラを付け始めた頃よく思ったことだ。 何か悪いことをしでかした罰として髪がない訳じゃない。 抗がん剤の副作用なのだ。 なのになぜ、カツラで隠し、 真夏の暑い日でも汗をかきながら かぶり続けなくてはいけないのか。…

不健康な健康おたく遍歴

紆余曲折を経た健康おたく遍歴をご紹介しよう。 ◎大学時代 気に入ったものは一日3食3日間食べ続ける。 週に3〜4回は居酒屋へ。 野菜を買って自炊を試みるも、結局冷蔵庫で干からびる哀れな野菜。 気づくと入学時より5kg増。 やばいと思って夜にランニングを…

最後の一葉

抗がん剤治療中に私を支えてくれたもの、それは...

看護師さん採血タイプ

さて今日は、 私が独自に編み出した 看護師さん採血タイプ分けを紹介しよう。 パターン1. 熟練職人タイプ どんなに細い血管でも 瞬時に指先で感じ取り、 痛みもなく一発で血管を仕留める。 素早く仕事をやり遂げるその様は まるで必◯仕事人のよう。 パターン…

あなたならどっち?

信頼か経験値か、病院選びの究極の二択

先輩風VSリアル先輩

先輩風を吹かせても、そよ風程度かも

城門突破なるか

なかなか強固なあの門を突破できるか!

魚の目とプレステと私

どうせ入院するなら一石三鳥?!

看護実習生のトラウマ

私のあれが看護実習生のトラウマに?!

KMT(看護師さん・まじ・天使)

辛い手術そして入院を支えてくれたのは、 なんといっても看護師さんである。 自分たちも夜勤があって大変だろうに、 いつも優しく励ましてくれて (中にはスパルタな看護師さんもいたが)、 本当にありがたかった。 手術からずっといろんなチューブが巻き付…

の◯太流奥義

そんな、どぎゅーんの恐怖に怯えつつ、 術後第一日目の夜を迎えた。 病室での泊まりの付き添いは 基本ダメですと言われたが、 やはり人生初めての手術ということで 旦那に付き添ってもらうことにした。 入院初日つまり手術前日は近くのホテルに宿泊し、 入院…

恐怖のどぎゅーん

さて、脊髄麻酔のおかげで 痛みの心配は全くなく、 いろんなチューブに巻き付かれて ただただ横になっていた。 手術中にぐっすり寝たおかげで 病室に戻った時には頭はすっきり冴え渡っていたのだが、 ドラマのように 意識が朦朧としている感じにしてみた方が…

素晴らしき脊髄麻酔

脊髄麻酔のおかげで快適でした

麻酔科医の通訳

すごすぎる麻酔科医色んな意味で

最後の言葉

大事な人へ最後に何を伝える?

自己暗示最強説

ウィルスにはこれしかない!

予想外の展開

ドレーンとホチキスの衝撃

電光石火の入院

主治医のスーパー淡々告知が終わり、 入院、手術についての説明に入った。 みなさんは「高額医療制度」をご存知だろうか。 そしてそれが、「入院ごとの上限ではなく、月ごとの上限」ということを。 「高額医療制度」とは、簡単に言うと 収入によって支払わな…

虫の知らせ

あの日私はいつも通りピルをもらいに産婦人科に行っていた。 年々ひどくなる生理痛と、年々多くなる経血から逃れるため、 ピルを飲み始めていた。 毎日飲み忘れないようにするのは大変だったが、 すべての煩わしさからの解放感が勝った。 そして待合室でふと…

「二人に一人」の確率

「日本人の二人に一人」という言葉を聞いて、 みなさん何を思い浮かべるだろうか。 この言葉で「がん!」とすぐわかった方は もしかしたら身近にその「二人に一人」の方がいるのかもしれないし、 もしかしたらご自身がその「二人に一人」かもしれない。 「二…

不健康だった健康おたくの後悔

あれは今から20年以上も前、 大学に入学し、念願の一人暮らしを始めた。 アパートの右隣には小さいローカルなスーパー、 歩いて3分ほどにはコンビニ。 なんの束縛もなく、好きなものが好きなだけ食べられる、 なんという素晴らしき自堕落な世界! ある時は一…