健康ってすばらしい

子宮体がんサバイバーの随筆

2023-01-01から1年間の記事一覧

至福の時間

先回、 がんサバイバーとして 今後の生き方について 書いてみた。 私の目標は、 「頑張らず 平和に 穏やかに すごすこと」 である。 私の最優先事項は、 「旦那と笑ってすごす」 である。 先回ちらっと書いたが、 近頃フルタイムで働く機会があった。 久しぶ…

今後の生き方

さて、子宮体がんの手術、抗がん剤治療を経て これからどのように生きていこうか、 なんて哲学的なことを考えてみた。 もしかしたら、 大きな病気をして九死に一生を得たような方は、 その後の人生というのは 悔いが残らないように 自分のやりたいことに ど…

後の祭りだが、それもまたよし

私が子宮体がんの手術をした年は、 家を新築で建てた翌年だった。 よく、 車や家など 大きい買い物をした後は 病気やケガに注意しないといけないというが、 まさにその通り。 ごりごりの住宅ローンが残っていた。 手術をすることになった時点で 自営業を廃業…

主治医の異動

私の主治医、 何でも淡々と告知をするので このブログでは淡々先生と呼ばせてもらっているが、 淡々先生は一度病院が変わった。 手術から2年ほどたった、 2月のある日。 その頃は抗がん剤治療も終わり、 2ヶ月ごとの通院だった。 いつも通り診察室に入る…

2年ぶりのサイズ測定

リンパの自立支援を始めてから 1年半。 数々あったリンパのサポートのうち、 欠かさず行っているのは今では 日中の弾性ストッキング着用のみ。 果たしてリンパはきちんと自立し 働けているのだろうか。 見た感じの太ももは、 太くなっている気がしてならな…

リンパ自立支援プログラム

あの手この手で 手厚くお世話されているリンパ。 それでも毎年 地味に太くなっていく太もも。 果たしてこれはリンパ浮腫によるものなのか。 はたまた ただの肥満によるものか。 心配になって 時折 リンパ浮腫専門のマッサージ治療院へ行って、 足のサイズ測…

就寝用のおすすめ品

ここ2話ほど、リンパ浮腫について書いてきた。 日頃のお手入れとして、 朝晩のリンパマッサージ、 そして日中は弾性ストッキングの着用。 夜は足を少し高くして寝る。 それでもまだ 悪化の恐怖が拭えず、 もう一つ取り入れているお手入れが 就寝用弾性ストッ…

お高い買い物

さて、リンパ浮腫に対して、 少しでも手を抜けば すぐさま悪化してしまうのだと、 多大なる恐怖心を植え付けられた私。 朝晩のリンパマッサージと、 足を少し高くしての睡眠。 そして主治医の淡々先生から処方された、 静脈の流れをよくしてむくみを予防する…

リンパ浮腫対処法

私は以前子宮体がんの手術をした。 正式名称:準広汎子宮全摘出術 それに伴って、腿の付け根のリンパ節も取った。 術後の説明で、 「リンパ浮腫に気をつけて。」 と言われ、リンパ浮腫とはいかなるものか検索してみた。 元来心配性な私は、 「気をつけて。」…

遠くの大病院 近くのヤブ医者

私はへき地に住んでいる。 近くにある病院は、 働いている看護師さんからも ヤブだと言われている。 なので一番最初に子宮頸がんの検査をしてもらった 個人の産婦人科の病院も、 その後の精密検査や手術をしてもらった大病院も、 自宅からはかなり遠いところ…

マニアックな術後の楽しみ

退院してからの密かな私の楽しみを紹介しよう。 共感してくれる人はいるだろうか。 それは、浮き出てきた手術の糸を抜くこと! 「あ〜あれね!癖になるよね〜!」 なのか、 「・・・は?」 なのか、反応が気になりますが、 説明しよう! 私は少々肌が弱く 金属…

2泊3日サイコー!

私の抗がん剤治療は6回。 1月に始まり、4月に終わった。 第1回目から3回目までの治療は 4泊5日だった。 1日目・・・入院 2日目・・・入院から24時間採尿 3日目・・・24時間の採尿の結果をみて、OKなら抗がん剤点滴 4日目・・・様子見 5日目・・・4日目に何もなければ退院 そ…

ありがたき医療保険?

さて、2回続けてお金の話。 毎月毎月地味に引き落とされている医療保険代。 塵も積もってかなりの山となっているであろう医療保険代。 さぁ、今こそ役に立ってもらおうではないか。 約一ヶ月にも及ぶ入院と、子宮体がんの手術。 果たしていくら保険会社から…

ありがたき高額医療費控除

さて、約一ヶ月に渡る入院手術を乗り越え、 目前に迫る1回目の抗がん剤治療に怯える私の手元に ついにあれは届けられた。 請求書! ああ、見たくない。 だが見てみたい気もする。 人生初の入院と手術。 静脈が裂け、出血が止まらず、そこそこ輸血をされたら…

炭酸血液

足の先から頭のてっぺんまで。 シュワワワワワ〜〜〜 という音が聞こえるくらいに勢いよく 血液が一気に流れていくのを感じた。 人生で初めてのことだった。 怒りで頭に血が上ったことはある。 それはあくまでも頭だけの話だ。 あんなに全身を一気に血が駆け…

睡眠リハビリ

入院中は就寝前に睡眠薬をもらえる。 就寝時間が決められていて テレビも見れないのに 寝られないのは地獄だ。 元々不眠症で寝付きが悪い。 さらに入院中は昼間やることがないので いつの間にか昼寝をしている。 夜は寝付きが悪いくせに 昼寝の時はなぜあん…

別に悪いことしてる訳じゃない

それは抗がん剤の副作用髪が抜け、カツラを付け始めた頃よく思ったことだ。 何か悪いことをしでかした罰として髪がない訳じゃない。 抗がん剤の副作用なのだ。 なのになぜ、カツラで隠し、 真夏の暑い日でも汗をかきながら かぶり続けなくてはいけないのか。…

不健康な健康おたく遍歴

紆余曲折を経た健康おたく遍歴をご紹介しよう。 ◎大学時代 気に入ったものは一日3食3日間食べ続ける。 週に3〜4回は居酒屋へ。 野菜を買って自炊を試みるも、結局冷蔵庫で干からびる哀れな野菜。 気づくと入学時より5kg増。 やばいと思って夜にランニングを…

最後の一葉

抗がん剤治療中に私を支えてくれたもの、それは...

看護師さん採血タイプ

さて今日は、 私が独自に編み出した 看護師さん採血タイプ分けを紹介しよう。 パターン1. 熟練職人タイプ どんなに細い血管でも 瞬時に指先で感じ取り、 痛みもなく一発で血管を仕留める。 素早く仕事をやり遂げるその様は まるで必◯仕事人のよう。 パターン…

あなたならどっち?

信頼か経験値か、病院選びの究極の二択

先輩風VSリアル先輩

先輩風を吹かせても、そよ風程度かも

城門突破なるか

なかなか強固なあの門を突破できるか!

魚の目とプレステと私

どうせ入院するなら一石三鳥?!

看護実習生のトラウマ

私のあれが看護実習生のトラウマに?!

KMT(看護師さん・まじ・天使)

辛い手術そして入院を支えてくれたのは、 なんといっても看護師さんである。 自分たちも夜勤があって大変だろうに、 いつも優しく励ましてくれて (中にはスパルタな看護師さんもいたが)、 本当にありがたかった。 手術からずっといろんなチューブが巻き付…

の◯太流奥義

そんな、どぎゅーんの恐怖に怯えつつ、 術後第一日目の夜を迎えた。 病室での泊まりの付き添いは 基本ダメですと言われたが、 やはり人生初めての手術ということで 旦那に付き添ってもらうことにした。 入院初日つまり手術前日は近くのホテルに宿泊し、 入院…

恐怖のどぎゅーん

さて、脊髄麻酔のおかげで 痛みの心配は全くなく、 いろんなチューブに巻き付かれて ただただ横になっていた。 手術中にぐっすり寝たおかげで 病室に戻った時には頭はすっきり冴え渡っていたのだが、 ドラマのように 意識が朦朧としている感じにしてみた方が…

素晴らしき脊髄麻酔

脊髄麻酔のおかげで快適でした

麻酔科医の通訳

すごすぎる麻酔科医色んな意味で